安倍総理が消費増税の延期を決断すれば、株価は上昇すると思う

安倍総理が消費増税の延期を決断すれば、株価は上昇すると思う

マスコミ報道によると、安倍総理が2015年10月に予定される消費税の増税延期を決断し、これに伴い11月17日の週にも衆議院を解散し、国民に信を問う可能性が高いらしい。この報道に付随して、11月11日になってから、政治家の発言が選挙に向けて前のめりとなっている。私の心象としては、増税延期を決断して、衆議院を解散するのではないかと思う。
おそらく、増税の延期を判断すれば、投資家は好感して株式市場は上昇していくと思う。足元の経済指標は悪い。とくにGDPで大きな比率を占める個人消費の落ち込みがひどく、回復の見通しが立たない状況だ。国内で景気が過熱しているのは、東京都心の不動産開発と、外国人観光客の購買だけだ。
ここで増税を延期すれば、個人消費の落ち込みは底を打ち、回復に向かうだろう。すると、企業による設備投資も堅調を維持する。そうなると2015年春には企業がベアアップをしやすいと思う。いまの問題点は、物価上昇率が賃金上昇率を上回っている点にある。再増税を延期すれば、少なくとも物価上昇率と賃金上昇率は同水準となるかもしれない。
安倍総理が増税を延期させれば、間違いなく2014年11月が景気落ち込みの「底」となる。だから、日経平均株価は上昇していくと思う。10月最終週に日本銀行が追加金融緩和をしたときは、金融関連株が大幅に上昇したが、増税を延期すれば小売関連株も上昇してくだろう。具体的にはイオンなど大手スーパー、それに家電量販店銘柄や百貨店銘柄も上昇すると思う。